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麴町学園の新たなコース制について

更なる成果の向上を目的として、コース制の見直しをおこないました。
今までのコース制との最も大きな違いは、目的・目標をより明確にするためにコースに進級するための基準を設けた点です。


中学校

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現在の中学2年生から、「グローバルコース」「スタンダードコース」という2つのコースでの入試募集がスタートしました。
このコース制の1期生である中学2年生は、昨年度両コースともに高い英語力を示してくれました。
またスタンダードコースの生徒は、英語以外の教科においてもバランスよく力をつけてきています。
そこで中学3年生は、これより基礎学力の定着をさらにしっかりとおこなうために、このコースを1年延長して、「グローバルコース」「スタンダードコース」の集大成を中学3年生でおこなっていく内容に変更します。

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高い英語力を身につけるという目標を持っている生徒に向けて、中学3年次でグローバルコースを再編成します。基準を満たしている生徒は中学3年生で新しいグローバルコースとしてスタートしてもらいます。
そしてスタンダードコースは、バランス力を持ちながらすべての学力をさらに向上させるという目的のもとに、最後の中学3年生を過ごしてもらいます。

高等学校 GA・SAコース

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3年後に、早慶上理・MARCH・日東駒専等のそれぞれの大学進学の目標を達成するためのコース制をとっていきます。
具体的には、現在の中学2年生に対しては、早慶上理10名以上・MARCH30名以上合格という目標をもとに指導をおこなっています。
現在、MARCH以上の大学を狙っていくためには、英語でいうと英検準1級取得程度の力を持っていることが有効的になっています。
その力を文系理系問わず武器にして、合格を目指すのが「GAコース」・「SAコース」となっています。
そのため、中学3年生から高校1年生に上がる際に、「GAコース」・「SAコース」への進級基準を設けました。

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高校3年生卒業段階で英検準1級程度の英語力を目標としていますので、高校1年生に上がる段階では英検準2級以上のレベルを要するというのが1つ目の基準となります。
さらにもう1つ、以下の3つのうちのいずれか1つを満たすことが進級基準となっています。

1.英語以外の総合力として、中学3年生の9月におこなわれる模試で、英国もしくは英数で偏差値50以上
2.中学3年生の通知表で、国語社会もしくは数学理科の評定平均が5段階で3.8以上であること
3.2月に高校からの募集で高校入試をおこないますが、この入試を一緒に中学3年生全員が受けます。その国数英の300点満点中200点以上を取っていること

英検準2級以上のレベルであることと、以上の3つのいずれか1つを満たしている場合に、「GAコース」・「SAコース」へ進むことが可能となります。

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特に高い英語力にプラスして、国語と社会の力をつけて、MARCH以上の大学を狙う文系のコースが「GAコース」です。
また高い英語力をもとにして、さらに数学と理科の力をつけて、東京理科大やMARCHそして芝浦工大等を狙っていくのが「SAコース」となります。

なお、本校は文理選択を高校1年生から高校2年生に上がるタイミングでおこなうので、高校1年生のタイミングではまだ「GAコース」・「SAコース」は一つのコースとしてスタートします。
つまり、この2つのコースは文理の違いはありますが、英検準1級の取得という高い目標を持ち、MARCH以上の大学を目指していきます。

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また、英検準1級程度の英語力があることで海外大学を目指すことが十分可能となっていきます。
本校では、海外協定大学推薦制度「UPAA」に加盟をしています。
こちらの制度は日本の大学を狙いつつ、併願で海外の大学へ出願できることが可能となる制度です。

評定平均で3.5、IELSで5.5

この2つをクリアしていることで、日本の大学と海外の大学を両方とも狙っていける国内外幅広い進路を考えることが可能となります。
なお、IELSで5.5というのは、英検でいうと2級から準1級の間ぐらいとなります。

このような幅広い視野をもとに進路を選択できるのが「GAコース」・「SAコース」になります。

高等学校 Aコース

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以前より「全員が英検2級を取得する」という指導をおこなってきました。その方針は今後も変えるつもりはありません。
また、本校ではいわゆる指定校推薦制度以外にも高大連携による推薦制度というものがあります。
こちらは評定の基準を指定校推薦より少し下げていただき、その代わりに本校の強みである英検の取得級を加えてもらっているものになります。
Aコースの生徒は、一般入試はもちろんですが、それ以外にあらゆる推薦制度を利用してもらい、進路実現を目指すことが可能となるコースになっています。
なお、今後この高大連携による指定校の推薦枠というものは増やしていく予定です。

また、カリキュラム等の詳細は、今後の説明会で紹介いたします。

以上のように本校の生徒は今とても頑張ってくれています。
その頑張りがさらに結果として出してあげられるようなシステムを、今後再スタートして図っていきたいと考えています。