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連載「卒業生、母校に帰る」第4回

麴町学園の教育目標は「豊かな人生を自らデザインできる自立した女性の育成」です。
実際にこの目標が実現し、卒業生たちが自立した女性に育っているか。
これを発信するため、社会で活躍されている本校卒業生の方からのメッセージ連載企画、第4弾です。

第4回 山城舞さん

  • 2014年度高等学校卒業

  • 空港グランドスタッフ(エールフランス航空などを担当)

今の仕事内容と目指そうと思ったきっかけを教えてください。

仕事内容
外資系航空会社のグランドスタッフをしております。主な仕事内容は、航空会社カウンターでのチェックインや搭乗・到着ゲートでのご案内や誘導業務、バゲージクレームエリアでの手荷物紛失等取扱い業務です。

目指すきっかけ
とにかくフランス語が使える仕事がしたく、志望いたしました。大学時代の留学経験から、生のフランス語に直接触れて学び続けたいとの思いを持っており、フランス語圏の人々と接する機会を多く持つことのできる現職を選びました。

麴町学園での一番の思い出と、思い出となった理由を教えてください。

友人と過ごした何気ない日々が1番の思い出です。
もちろんたくさんの行事も大きな思い出になっていますが、会えばすぐに在学当時のように戻れ、笑い合え、支え合える関係の友人たちは、今の私にとっても非常に大きな存在だからです。友人との再会の度に、「私も頑張ろう」と思わされ、いい刺激をもらえます。
麴町学園での日々が濃く、たくさんの思い出があったので、この質問が1番悩みました(笑)

学校生活を麴町学園で過ごしたことで、社会人となって活きていると感じられたところを教えてください。

当たり前のことを当たり前にできるよう、指導していただいたところです。
麴町学園で過ごした6年間で、先生方の温かいご指導をいただき、それが自然に身に付きました。
例えば、「挨拶をする」「人の話をきちんと聞く」「時間や期限を守る」「人に何かをしてもらったら感謝する」「困っている人がいたら助ける」「相手を思いやる」など。
簡単なようですが、これらを当たり前にできる人というのは案外少ない気がします。 社会人として生活する上で、当たり前のことを当たり前にできることは人からの信頼を得る点で非常に大切なことだと実感しております。

これからの人生の目標を教えてください。

常に学び続ける人でありたいです。
留学時代の経験から、今の自分ができることとできないことの両方を認め、それを受け入れた上で、今できる最大限の努力を続けていく、ということを目標にしております。

ずばり、麴町学園のアピールポイントはどこですか。

アットホームで温かいところです。
在学中はもちろんのこと、卒業してからも遊びに行くと温かく迎え入れ、見守ってくださる先生方の存在は本当に大きなものだと思います。
また、私の周りの卒業生みんな、麴町学園が大好きです。卒業生で集まるたびに、街で麴町学園の制服を見かけると声を掛けたくなるというのが話題になります。これもアットホームさを象徴しているのではないでしょうか?

最後にメッセージをお願いします。

「もう1回だけあの制服を着て、あの教室で、あのクラスで1日過ごさせて欲しい!」
麴町での友人と会ってこのことがよく話題に上ります。
入学前は第一志望ではない学校に少なからず不安がありましたし、在学中も時に、早く卒業したい!と思ったことがありました。
しかし、いざ卒業するとどれだけ恵まれた楽しい日々だったか実感します。

この度は麹町学園での生活を振り返る機会をくださり、ありがとうございました。